２００４年８月１６日（日本時間）、この日、最も金メダルに近いと言われた、北島康介選手が、競泳男子１００m平泳ぎで、期待通りに金メダルを獲得しました。
本当におめでとうございます。

「世界一美しい」と形容される、＜平泳ぎの技術＞を持っている北島選手。
前回のシドニー五輪の悔しさを見事に晴らしました。

決まった時プールの中で、水面をバッシャーンと叩きつけて、雄叫びをあげて喜びを爆発させたいたのは、重圧から荷が下りて、無事達成した安堵感から出たのだと思います。

後日のテレビ番組のインタービューでは、プールのところから、日本選手の応援団を見て、喜んでいたのを確認して、雄叫びをしたとのことです。（選手は終わった後すぐには、結果が分からないそうです）

泳いでいる時は、ただ無心に一生懸命に泳いだそうです。

終わった後の直後のインタービューでは、

「気持ちいい！超、キモチいいっ！！」

と今どきの若者らしく、コメントをしました。

でも、その後、日本競泳チームの輪に戻った時には、はばからずに涙を流していたそうです。やはり、オリンピックのプレッシャーは、並大抵ではなかったのでしょう。
まして、金メダル候補と言われていただけに、北島選手にしか分からない苦労があったと思います。

＜下町の北島康介選手＞が、＜世界の北島康介選手＞になった日。
この日は、永遠に私たちの記憶に残ると思います。

◇声援を力に変えてぐいぐいと
　北島選手泳ぎ一位に
　　　　　　　　　　　　作・大塚美佳

そんな北島選手と私に共通点があったのです。
それは誕生日が同じなのです。今、旬な人と同じで大変光栄です。