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著・大塚美佳

番組名 「シドニーオリンピック閉会式」NHK 10月1日

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9月15日から始まったシドニーオリンピックも、早いもので閉会式を迎えることになりました。
選手の皆様、並びにシドニーオリンピックに携わった全ての皆様、本当にお疲れさまでした。心から感謝申し上げます。

今世紀の最後を飾るふさわしい、感動のフィナーレでした。
最初から最後まで、オージースタイルで本当に楽しめる事が出来ました。

閉会式にはどの選手達も、すっかりリラックスしていて、爽やかな笑顔が印象的でした。

閉会式の演出の前座には、ミニ四輪駆動で、スタジアムの中を行ったり来たりして、
人にぶつからないか、ハラハラと見ていました。
最後には、ミニ四輪駆動は壊され、運転手はハンドルだけを手に持つことになり、
なかなかこっけいでした。

聖火が消える時は、ジェット機が突然あらわれ、その音に紛れて空へ消えていく感じの演出です。
そして、花火が揚がりました。

閉会パーティーは、軽快のリズムの音楽に乗せ、会場全体が踊る感じで良かったです。
会場には、足の形のプレートを持った人たちが行進したり、大きい女の子の人形が踊ったりしていました。
また、上空には人が吊り上げられ、手と足には長い棒を付けて踊っていました。

中には選手達自信で、演出した国もありました。それは、大きなカナダ国旗を広げたのです。うまいなと感心をしました。
観客席では、配られたクーラーボックスをウエーブさせて盛り上げていました。

音楽は、さながらオーストラリア版紅白歌合戦でした。
オーストラリアのあるものを余すところなく紹介していて、
「ぜんぶ、やる」の意気込みを感じました。

次の開催地、ギリシャアテネにバトンを渡して、
平和の祭典オリンピックは幕を閉じました。