チャンネルをあわせて
番組名 土曜ほっとタイム ＮＨＫラジオ第１
２０００年１１月１１日
（２０）
土曜の午後のひとときに聴いた、「土曜ほっとタイム」。
山根基世アナウンサーの落ち着いた語り口で、
＜今日の素敵なあなた＞のゲスト、歌人・尾崎左永子さんと
トークです。
聴いていて印象に残ったところをいくつかビックアップします。
＊短歌の最後の７、７は、
「金魚のしっぽ。そのしっぽがゆらす。水のゆらめき。」
確かに短歌は、他の俳句や川柳にはない、７、７でいろいろな奥深さが出せるなと思います。
尾崎さんは、来年、鎌倉で２１世紀の迎え火を焚き、
題して「短歌２１世紀炎の出発」を開くそうです。
また、短歌についていろいろな思いも語っています。
＊短歌を流派を超えて伝えていくこと。
＊短歌は、古めかしい言葉と思われがちだけれども、
５・７・５・７・７の韻律を持った、現代詩。
最後に七十代で、「時は来た」感じがする。
当たり前のことをして。
言いたい人がいれば、あとはいいたい人に言わせておき、
右から左に流す。
きれいな日本語をなんとか次の世代に伝えていきたい。
☆番組の途中で、私の出したＦＡＸが、山根基世アナウンサーに読まれました。
ここに全文を掲載します。
|
「今日の素敵なあなた 歌人の尾崎左永子さんのお話は、 聴いていて土曜の午後がほっとさせられ、 日本語の大切さをしみじみと感じさせられました。 私たち日本人が日本語の素晴らしさを味わうには、 短歌はまさしく打って付けだと思います。 私も短歌をたしなんでいるのでつくづく感じます。 これからも益々のご活躍を期待しております。」 |
