チャンネルをあわせて
著・大塚美佳
番組名 「題名のない音楽会２１」
＜決定！２０世紀ベスト３０曲＞
テレビ朝日 ２００１年１月２１日
（２５）
ついに日本の音楽家トップが選んだ２０世紀の名曲ベスト３０曲が発表されま
した。
いろいろな音楽のジャンルを超えて、選ばれた３０曲です。
どの曲も、世代を越えて愛された名曲の数々。
２０世紀の名曲中の名曲と言っても過言ではありません。
ここで選考委員の一人阿久悠さんが、これからの音楽について、
選考の締めくくりにこんな事を言っていました。
「これから、言葉がどう伝わってくるか、歌の復活みたいのが
どうか欲しいなあ。言葉もまた、進化をうまい具合にコントロール
していく力がある。もっと跳ねさせる力もある。」
阿久さんのこの意見には、考えさせられました。
２１世紀と言う進化し続ける世紀。その２１世紀が暴走しないように今一度、
「言葉」の力について、考えてみる必要があると思いました。
「２０世紀の名曲３０」
|
|
|
|
| 荒城の月 | 滝廉太郎 | １９０１ |
| ピアノ協奏曲第２番ハ短調 | ラフマニノフ | １９０１ |
| 交響曲第５番嬰ハ短調 | マーラー | １９０２ |
| 春の祭典 | ストラヴィンスキー | １９１３ |
| 故郷 | 岡野貞一 | １９１４ |
| ラ・クンパルシータ | ロドリゲス | １９１５ |
| ラプソディ・イン・ブルー | ガーシュウィン | １９２４ |
| 赤蜻蛉 | 山田耕筰 | １９２７ |
| スター・ダスト | ホーギー・ カーマイケル | １９２７ |
| ボレロ | ラヴェル | １９２８ |
| 春の海 | 宮城道雄 | １９２９ |
| サマータイム | ガーシュウィン | １９３５ |
| ビギン・ザ・ビギン | コール・ポーター | １９３５ |
| 弦楽器・打楽器とチェレスタのための音楽 | バルトーク | １９３６ |
| 交響曲第五番 | ショスタコーヴィチ | １９３７ |
| 風と共に去りぬ | マックス・スタイナー | １９３９ |
| Ａ列車で行こう | ビリー・ストレイホーン | １９４１ |
| センチメンタルジャーニー | レス・ブラウン | １９４４ |
| 枯葉 | ジョセフ・コスマ | １９４６ |
| トゥランガリラ交響曲 | メシアン | １９４８ |
| 青い山脈 | 服部良一 | １９４９ |
| りんご追分 | 米山正夫 | １９５２ |
| ラブ・ミー・テンダー | ヴェラ・マトスン | １９５６ |
| ウェスト・サイド物語 | バーンスタイン | １９５７ |
| 弦楽のためのレクイエム | 武満徹 | １９５７ |
| 涅槃交響曲 | 黛敏郎 | １９５８ |
| 上を向いて歩こう | 中村八大 | １９６１ |
| イエスタデイ | レノン＆マッカートニー | １９６５ |
| イマジン | ジョン・レノン | １９７１ |
| イエスタデイ・ワンス・モア | リチャード・カーペンターズ | １９７３ |
２００１年１月３１日＜夕刊＞の朝日新聞では、この３０曲からさらに絞り、
名曲ベスト１０が選ばれたという記事が出ていました。
ここに１０曲を紹介します。
|
|
イエスタデイ | ビートルズ |
|
|
春の祭典 | ストラヴィンスキー |
|
|
弦楽のためのレクイエム | 武満徹 |
|
|
ボレロ | ラヴェル |
|
|
Ａ列車で行こう | デューク・エリントン |
|
|
弦楽器・打楽器とチェレスタのための音楽 | バルトーク |
|
|
りんご追分 | 美空ひばり |
|
|
青い山脈 | 服部良一 |
|
|
ラプソディ・イン・ブルー | ガーシュウィン |
|
|
スター・ダスト | ホーギー・ カーマイケル |
