(３)
今回から、私のホームページでは、写真と音声が入ることになりました。
フロント面では、私の写真、私の声と小鳥（セキセイインコ）の囀りが聴こえ
ます。ちなみに小鳥は、家で卵からかえった鳥で１１年間生きています。
通常セキセイインコの寿命は、最高で１０年ぐらいなので、かなり貴重な囀り
だと思います。この囀りを聴くと幸せと長寿がめぐって来ると思います。
今月の一句では、俳句を詠みあげています。
（ただし、ネットスケープでは、音声が聞こえません。）
さて、今回の題「平家物語」に入りたいと思います。
祇園精舎の鐘の音、諸行無常の響きあり。
娑羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。
おごれる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。
たけき者もつひには滅びぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。
有名な平家物語の冒頭の部分です。
最近、世の中、おごれる人々が増えてきているような気がします。
この世に生まれてきて、そして、人は必ず死にます。
どんな名声、金持ち、権力を持てしても命長らえることは出来ないのにもかか
わらず、我が身、我が子が可愛いとなる人々が実に多いことか。
中には、それは当たり前だとおっしゃる方もいるかもしれませんが、（ある程
度は必要だと私も思う）
それが行き過ぎた場合一体どうなるか、最近の事件を見ても分かると思います
が、ついには人の生命までも奪う結果になってしまうのです。それは、特別な例
で、私たち日常生活には、関係ないとおっしゃるあなた。
日常生活でも、人までは殺さなくても、それらに近いことをした経験があるか
もしれません。自分にとって些細なことでも、その人にとっては、深い心の傷を
負わせたかもしれません。
人の命には限りがあります。あまりにも、自己中心適な生き方よりも、人を
喜ばして、死んでいくほうがはるかに幸せだと私は思います。
「おのれの欲せざるものを人に施すことなかれ」キリスト
自分が嫌なことは、人にもしてはいけないと言う意味。