元気出せ都会の中のミニ田んぼ
＊写真は、２００１年７月上旬・都バス大塚車庫にある「大塚ミニ田んぼ」。
以前、ＮＨＫの堀尾正明アナウンサーでお馴染みの「ニュース１０」の街角中継で、
紹介されたこともあります。
ちなみに、この稲は、近くのお茶の水女子大学附属小学校の帰国子女達によって、植えられたものです。
そこにある立て看板にこう書いてあります。
「このミニ田んぼは、交通の激しい都会で毎日バスを運転していると、
どうしても気が立ち交通事故のもとになるので、稲の緑で少しでも気を
静めよう、との気持をこめて昭和５５年の春から始まりました。
当時は、発泡スチロールの箱に苗を植え、カカシは営業所の手作りでした。
以後、「大塚ミニ田んぼ」は、道行く人や通学児童の熱いまなざしを受けて地域の皆さんとの交流を果たし、稲の育ってゆくさまが都会に季節の変化を
告げてまいりました。
秋には、交通事故を少しでも減らすことを願って穂先を深く垂れ、
収穫時となります。
今後ともかわいがって下さい。」
都会の中でたくましく育つ稲の様子に、私たちは、「元気出せ」と励まされる感じがします。
