「秩父鉄道の俳句列車」

　平成１３年１０月１日〜１２月１０日まで運行される、秩父鉄道の俳句列車。そこに出ている私の特選句と兄の入選句の写真を撮ってきました。最初のは駅構内に貼られているポスターです。

右端は美佳の特選句
俳句　「途中から猪も乗り秩父線」

解説「途中から猪も乗り秩父線」。
いろいろな人から、この句の意味を聞く方が、多数寄せられています。 本当の話か。実話なら、どうやって乗せているのかｅｔｃ・・・。いろいろな解釈が、届いています。基本的には、俳句の解釈は、読み手自身が自由に解釈をしていいのです。でも、事実を聞いてみたいのが、人間の心理です。 そこで、お答えます。これは、実際にあった話です。今から、数年前にテレビ朝日の「たけしのＴＶタックル」の番組で、秩父線に乗せている猪の映像が、放送されたのです。猪の親を撃った猟師が、残された猪の子供を育てた話として。 猪は犬と同じように首輪をつけて、一駅の区間を乗せていたのです。 （料金は、犬と同じだったと記憶しています。）　 それを思い出して、詠んだのがこの句なのです。

右端は雅彦の入選句
俳句　「熊谷のホームで鳩と日向ぼこ」