解説

２００２年９月２６日

「阪神の声援の中ジャイアンツ甲子園にて胴上げをする」

　２００２年９月２４日、巨人は、２年ぶり３０度目のリーグ優勝を果たしました。優勝おめでとうございます。試合中に優勝は決まりましたが、勝って優勝は、果たせませんでした。阪神との伝統の一戦は、５時間以上の死闘の結果、巨人はサヨナラ負けをしました。
　でも、５万人あまりの観客が見守る中、最後まで、ハラハラした展開で、楽しめました。巨人が、甲子園での胴上げは、１９７３年以来のことです。その当時、私は生まれていませんが、聞くところによると、阪神と巨人のどちらかが勝ってば、優勝というピリピリした中で、巨人が勝ち、その時、阪神の一部のファンが、グラウンドに流れ込んで大変だったらしいです。
今回は、そんな事はなく、スポーツマン精神らしく、温かい阪神ファンの声援の中、原監督は、長嶋監督の後との重圧を吹っ飛ばすかのようにして、甲子園の宙に舞いました。
　監督でもあった、父の貢さんの教えにこういうのがあります。

「何か考える時は、布団の中でするな、電気を付けた明るい部屋でしろ。」

があります。
　確かに暗いところで、考えるとマイナス思考が出てきて、いいアイデアが生まれない可能性があると思います。
　その哲学を受け継いでいる原辰徳監督は、明るく前向きに次のステップを踏んでいくことと思います。
　それにしても、阪神は、どうしたかのか？
来年に期待したいと思います。

二軍では優勝出来るタイガ−ス